4年振りの成都出張!

A弘です。

長きに亘って更新をサボってしまい、大変申し訳ございません。実は12/5〜8迄約4年振りに中国・
四川省成都市へ出張して参りました。目的は、今回取り上げる「雲杉平割」の新規入荷材の確認の為です。雲杉に触れるのは久し振りになりますので、ここで簡単におさらいをしたいと思います。
HPでも記載の通り、原産地であるチベット自治区の天候や中国政府の林業施策の影響によって、
元来材料の入荷が非常に不安定でありました。事実昨シーズン(2011年度)につきましては、
満足な数量及び安定した品質の材料供給が出来ずに、お客様には多大なるご迷惑をお掛けしてしまいました。その為、このまま雲杉平割の取扱を継続して行っても良いのかという葛藤があり、自主的に掲載を控えておりました。ところが、ここに来て現地サイドの協力もあって、ようやく安定した入荷に一定の目途が付いた為に、久々に掲載に踏み切る事になりました。
工場に入荷した製材品です。昨シーズンに比べますと、品質は大分改善されていると思います。
[:W290] [:W290]
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久し振りに少量ながらも安定しての入荷が見込めそうな状況にはなりましたが、
課題も残っています。1番の問題は出荷の際に
乱尺(2Mもの)を一定数取らなければいけない事です。
この理由としましては、雲杉は節やヤニつぼが多く、そうした欠点を長さカットしてリカバリーする
為です。現在の日本のマーケットでは定尺(4Mもの)をお求めになるお客様が圧倒的に多く、乱尺の販売には非常に苦慮を致しております。ここを上手く販売していかなければ、雲杉ビジネスはすぐに立ち行かなくなってしまいます。ですので、
乱尺(2Mもの)を積極的に使って頂ける
お客様、大・大・大募集中です!!!

※なお、入荷/在庫状況・価格等につきましては、大変お手数ですが弊社宛都度お問い合わせ
頂きます様お願い致します。

◇A弘◇