tlinks 「旬彩厨房 だんだん のフローリング」
滝口木材が取り扱う素材を実際に使って頂いているお客様や商品を紹介していくことで、「Tree(木)のLink(リンク)」を広げていこうというこのコーナー「tlinks」。第3回目となる今日は、柳杉のフローリングを個室に使って頂いた、いわき駅前通りの飲食店「旬彩厨房 だんだん」をご紹介します。
tlinks 第3回 旬彩厨房 だんだん のフローリング
中国産柳杉フローリングが、古民家風の“和”の雰囲気を一層引き立てる
-こげ茶のフローリングが古民家の温もりを演出
今年1月のオープン以降、市内の食通達を唸らせ続けている同店は、ジューシーなとんかつや新鮮な海鮮料理が味わえると評判の本格和食レストラン。夜は、広々とした店内で珍しい日本酒や焼酎などを楽しむことが出来るとあって、連日たくさんのお客で賑わいを見せています。
店内に入ると印象的なのが、何といってもその内装。かつて木材商の事務所として使われていた古民家を大々的に改修し、日本の伝統が息づく広々空間を作り上げました。どっしりとした太い柱に感じる、温かみと安心感。温もりがありながら洗練されたそのデザインに、気持ちも思わず寛いでしまいます。
広々とした1階のメインフロア以外にも、中2階、2階にも個室があり、仲間達との宴会、大切な人とのゆったりとしたお食事タイムだけでなく、大事なお客様をアテンドするにもぴったり。TPOに応じて使い分けができるので、様々な場面で大活躍してくれそうです。
-日本人に合う柳杉
椅子に座って食事をするのももちろん楽しいものですが、杉のフローリングに胡坐をかいてどかっと座り、豪快に日本のお酒を味わうのもまた一興。杉は、熱の伝導率が低いという特性を持っているため、座布団がなくても、冬は暖かく夏は快適に過ごすことができます。フローリングに手を触れてみて下さい。ふわりとした温度を感じる事が出来るはずです。
柳杉は、数ある中国産木材の中でも、特に日本人に適した材木として知られています。というのも、日本の杉を植林したものが柳杉の起源だからなのです。そのDNAは屋久杉と同じだと言われています。使い心地は日本の杉とほぼ同じで、コストパフォーマンスにも優れているため、店舗の内装になどに使われることが増えてきました。
無塗装のフローリングにこげ茶の塗料を塗り、空間と調和のある空間を作り上げている
日本の屋久杉と同じ遺伝子を持つといわれる柳杉。木目も優しく落ち着きがある
-木に包まれて味わう和食
内装だけでなく、料理も絶品ばかり。この日注文したミックスフライ膳は、淡白な白身魚のスズキと、大ぶりのカキのジューシーさがたまらない人気メニュー。素材選びに細心の注意を払う同店だけに、サクサクの衣に包まれた素材の美味さには誰もが脱帽間違いなしです。このほか、とんかつやエビフライといった定番から、海鮮を使った丼モノなどいわきでしか味わえない絶品海鮮も多数取り揃えています。
あつあつのご飯をお腹いっぱいになるまでかきこんで、食後のコーヒーを飲み始めるころには身も心も完全リラックス。温もりのある木材に囲まれているせいか、心も和み、自然に会話も弾んでしまいます。懐かしいのに新しい。日本の伝統の工法と木材が息づく同店は、日本人が長年にわたって大切にしてきた「和む食」を存分に楽しむことが出来るでしょう。
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●旬彩厨房 だんだん
〒970-8026/住所:福島県いわき市平字南町65/TEL:0246-22-2100
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