えいがのまちへ

最近テレビを見ると、ドラマだったり旅番組だったり
いわきで撮影された番組をよく見かけます。
こないだも『フラガール』がテレビで放映されていました。


実は、わたしの家の近所でも
今年公開予定の映画(下に詳しく書いてあります)の撮影が行われていました。
ある日の夕方、その撮影現場を見に行ったのですが
蔵の中での撮影で、ほとんど見えなくて残念でした・・・。


そこで撮影されたシーンは、朝から深夜までかかったそうですが
本編ではほんの数分のシーンにしかならないのだとか。


でも、いわきでもっと撮影が行われて
もっとたくさんの人にいわきのことを知ってもらえたらうれしいです。
★A子★


1966年6月に静岡県清水市(現静岡市清水区)で起こった「袴田事件」が映画化される。「BOX−袴田事件」(配給:スローラーナー、初夏公開)で、高橋伴明監督がメガホンをとり、萩原聖人が無罪か死刑かの判断で苦悩する判事役で主演する。袴田死刑囚を演じるのは新井浩文


同事件はみそ製造会社の専務宅が放火され、焼け跡から一家4人の他殺体が発見された強盗殺人放火事件で、従業員で元プロボクサーの袴田巖死刑囚が逮捕された。袴田死刑囚は取り調べで自白したが、その後、一貫して無罪を主張。68年9月に地裁で死刑判決となったが、以降も冤罪を訴えてきた。しかし、09年に最高裁判所に出した再審請求も棄却されている。


映画では、静岡地裁で死刑判決に関わった元裁判官で、07年2月に、当時、無罪と確信しながらも、合議によって死刑判決が決まったと告白した熊本典道氏の苦悩を中心に描かれる。熊本氏は袴田の姉に謝罪し、再審請求支援活動を行っている。

キネマ旬報 1月下旬号より)