伝統

小学校5・6年の時、
私の住んでいる地元で長く続いている「棒ささら」という行事があり、
参加していました。


どういうものか簡単に説明すると、
二人一組で棒を使って踊りを披露するものです。


小学生と大人の演目があるのですが、
大人は刀や鎖を使うので見ていて怖いのですが、迫力があってすごいです。
それが終わると、酔った獅子舞の踊りで締めるという感じです。


8月中旬頃から練習を始め、敬老の日に神社や老人ホームをまわって披露するのです。
最近は、毎年10月に行われる地域のお祭りでも披露しているようです。


ただ最近は、子供の減少などで、
行事にかかわらず職人やお店など伝統的なものを受け継ぐ人が少なくなってしまっている
というのを見聞きしたりするので、
途絶えさせないように地域でも工夫が必要なのかなと思います。


古いものをやめ新しくすることは大変だとは思いますが、
伝統をずっと受け継いで守っていくことはもっと努力がいるんだなと痛感しているA子でした。