tlinks vol.5 「いわき市平薄磯 S様邸のフローリング」

滝口木材が取扱う素材を実際に使って頂いているお客様や商品を紹介していく事で、「Tree(木)のLink(リンク)」を広げていこうというこのコーナー「tlinks」。今回は、白とピンクが美しいカバザクラフローリングを使って下さった、いわき市平薄磯のS様邸をご紹介します。
協力:シンエイハウジング(有)・大平建築


tlinks vol.5 カバザクラフローリング


今回やって来たのは、まさに新築工事が終了したばかりのこちらのお宅。伝統の日本家屋の風合いを色濃く残し、建物内にはいたる所に木材が使われています。家に一歩入ると、適度な湿度と木の香りがふわりと漂い、森の中にいる様なすがすがしい気持ちになりました。

さて、こちらのフローリング、滝口木材が取扱うカバザクラのフローリングを使って頂いています。廊下の部分には白いものを、台所にはピンクのものをそれぞれ使っています。同じ材をたくさん使うと「単調になってしまう」と感じるお施主さんもいらっしゃいますが、カバザクラなら、こんな風に使い分けも出来るんです。


●台所に使われているピンク


●廊下に使われているホワイト


カバザクラのフローリングの良い所は、なんと言っても清潔感漂うその色み。年代や性別を問わず好まれる常に人気の高いフローリングで、「どんなお部屋にも合わせやすい」と、和風洋風を問わずお使い頂いています。

例えば、壁板や柱などにスギを使っている所に、さらに木目やフシの目立つフローリングを使うと、あまりに「木」に過ぎる印象を与えてしまいがちですが、カバザクラは木目もあまり目立たない為、やさしい印象を受けます。周りの材を引き立てる効果もあるので、全体の印象がしっくりくるわけです。

ちなみに、居間には「柳杉」の羽目板を使って頂いています。スギ特有の木目、肌に吸い付く様な贅沢な質感が特に人気で、居間にはぴったりです。やはり、和風の部屋にはこうした木目がしっくりきますね。この組み合わせをしてくれた棟梁の選球眼、素晴らしいと思います。




今回のS様邸は、「日本の伝統の住宅」に住んでみたい方には、教科書になる様な素晴らしいお宅でした。木材をふんだんに使ったさまはまさに「壮観」。縁側のフローリングに寝転んで、ひなたぼっこしたくなる様な、暖かいお宅でした。木とともに暮らすという贅沢が、こういう住宅には確かにある様な気がします。



以上、K松がお伝えしました。

・シンエイハウジング(有)
〒970-8028/住所:福島県いわき市平上神谷字五反町8-1/TEL:0246-25-5252

・大平建築(代表:大平 正三郎様)
〒970-0224/住所:福島県いわき市平豊間字原町98/TEL:0246-38-2950