エコ・マホガニーがやってきました

K平です。

以前、ブログ上でも触れたインドネシア・ジャワ島産のエコ・マホガニーのサンプルが届きました!


マホガニーの特徴である深い赤褐色が高級感を漂わせています。。。


ここ最近の主流である白木(スプルス、メラピー、アユースなど)ばかりを目にしているせいか、とても新鮮・・・。


一応、グレードは2種類あります。

A/Bグレード(上の写真では左)は、葉節・軽度のブルーステイン


B/Cグレードは(上の写真では右)、節・葉節・入り皮・軽度のブルーステイン


なお、両グレード共に色合わせは行っておらず、ラミナに積層部材が一部混じります。現時点では、グレードに関してはもちろんコスト面などにも不確定要素がありますので、詳細は決まり次第ご報告したいと思います。

ただ、個人的には色合わせをしていなくても、このモザイク柄が店舗の内装やテーブルの天板などにもマッチするのではないかと思います。こうしたエコウッドは家具の芯材として使われることが多いのですが、新しい用途を開発するのにも、エコ・マホガニーはマッチするのではないかと考えています。


マホガニーとは?

古くから世界的な銘木の1つとして知られ、中米ホンジュラス産の「ホンジュラスマホガニー」が最高級とされています。しかし、現在はワシントン条約により伐採は禁止されています。実は、このマホガニーという木は植林が可能で、アフリカや東南アジアなどの熱帯地域では盛んに植林されています。


材の特徴としては、組織が均一で安定しているので、堅い割には加工がしやすいことがあげられます。家具、内装材、テーブル、楽器(主にギター)など幅広い用途があります(最近ではiPhoneのケースにも使われているようです)。また、経年変化で深い赤褐色に変化するので、何十年と愛着を持って使うことができます。


将来的な木材ビジネスを考えたとき、環境に配慮した材の取り扱いは欠かせません。現実に大手の建材メーカーなどでは、こうしたエコウッドの取り扱いが増えてきているようです。私たちも時代の流れに乗り遅れることのないよう、日々努力していこうと思います。興味のある方はぜひご一報ください!


以上、K平でした。