アガチス通信 vol.3 「スラバヤ現地レポート」


アガチス通信 vol.3 「スラバヤ現地レポート」


Selamat Sian!! (こんにちは)
Kです。私は今、インドネシア第2の都市、スラバヤにいます! 


インドネシアに来て早くも1週間が経ちました。こちらの環境に体を順応させているうちに、あっという間に過ぎてしまった1週間でした。それにしても暑い!! インドネシア熱帯雨林気候なので、11月〜4月までの雨季と、5月〜10月までの乾季の、2つの気候しかありません。基本的に一年中暑いのですが、雨季の今は湿度も重なり、蒸し暑さのピーク。工場の中はまさに蒸し風呂状態で、体感温度はおそらく40℃は超えていると思います。(と言っても本格的な雨季はこれからで、この1週間はほとんど雨は降っていません)

そんな環境で朝7時から夜の6時ごろまで仕事をしているので、毎晩ホテルに帰ってシャワーを浴びたら「バタンキュ〜」の生活・・・。まさに体力勝負の毎日です。




さて、今回のレポートはなんと言ってもアガチスの最新情報です。

12月5日(土)現在、PERCEL1-1(原木約1000㎥)の製材はすでに終わり、AD〜KDへとシフトしています。その後、養生期間〜リッピング・クロスカットの工程を経まして、おそらく12月15日(火)ごろから本格的な検品に入る予定です。またPERCEL1-2(原木約1000㎥)もほぼ製材が終わり、順次AD→KDへとシフトしていきます。

ちなみにPERCEL1の丸太は非常にフレッシュで、そこそこの仕上がりになるのではとかなり期待しています。また、本格的な雨季にはまだ入っていないため、ADを約3週間ほどしていますが、天候次第ではAD期間を短くして、その分KDに時間をかけ、じっくりと乾燥する予定です。



当初の予定より約10日ほどスケジュールが遅れており、コンテナ積みは早いもので12月末からになる見込みです。ただし、各工程を急がせて品質が落ちてもしょうがないので、あくまでもじっくりと丁寧に仕上げています。アガチスファンの皆様、入荷はもう少々お待ちください m(_ _)m

インドネシアに限らず「海外へ出張」というと、どこか華やかなイメージがあるかもしれませんが、実際の生活は非常に地味で規則正しいものです。仕事は昼過ぎまでで、夕方からは盛大な酒盛り、そして夜はカラオケ・・・なんていう一昔前の姿を想像してしまう方もいるかもしれませんが、あらかじめ“否定”しておきます!! そんな生活は夢のまた夢で、実際にはどこかの収容所に収監されているような毎日です。

と言っても、毎日非常に充実しています。今は製材に立ち会って、いかに良材を多く作り出すか奮闘中です。次回もまた、最新のアガチス情報とともに、現地のホットな話題をお伝えしたいと思います。お楽しみに!!

■K■