木造回帰

政府、低層庁舎や学校は木造に 林業再生へ方針大転換(共同通信)

国や自治体が学校や図書館、庁舎など公共施設を新たに整備する際、低層の場合は原則としてすべて木造建築とする基本方針を政府がまとめたことが20日、分かった。対象は高さが13メートル以下、軒の高さが9メートル以下の両条件を満たし、延べ床面積が3千平方メートル以下の建物。2階建てと平屋が中心となる。すべての公共施設で内装や備品、燃料の木材利用を促し、停滞している林業の再生を狙う。


「おお、日本の林業はこれで救われる。政府、ありがとう」


では正直進歩がないし、
「結局政府の保護がないと成り立たない」ということを強烈に証明しちゃうようなものなので、
これを機会に、ちゃんとやることをやる。
それは、市民とコミットするということです。
せっかく学校が木造でできたのに、それを「教材」にしない手はありません。
「木材ってなんじゃらほい」、「山ってなんじゃらほい」ということを、
子供たちにどんどん伝えていかなくちゃいけません。


小中学校の「科学」や「総合学習(でしたっけ?)」の授業で
森学」や「木学」を取り入れてもらえれば、とは思いますが、
時代の流れが「オーガニック」な方向に進んでいる昨今ですから、
林業、製材業、建設業といった「チーム木材」がオーガニックやエコを伝える伝道師として
脚光を浴びる時代がそろそろ来るかもしれませんし(ほとんど願望)、
そういう方向に持っていかなくちゃいけないと僕は思います。


値下げ競争だの円高論議だのしてる場合じゃないっす!


K松