アガチス羽目板講座 第2回


アガチスの羽目板を入れてくださった小川学童クラブ。
子どもたちも、環境の変化を敏感に感じ取り、「壁が木になった〜!!」と大喜び。
触ってみたり、匂いをかいでみたり、寄りかかってみたり。
さっそく、木の温もりや肌触りを楽しんでくれたようです。



一般に壁というと、そのほとんどの場合、木ではなくビニールクロスが使われていますよね。
価格の安さもさることながら、色柄の豊富さ、
工事やメンテナンスのしやすさがうけ、急速に普及しました。


しかし、ビニールの壁紙には、
シックハウス症候群を引き起こす「ホルムアルデヒド」という成分が含まれており、
普通に流通している製品は全てF☆☆☆☆の表示が付いています。



ビニールクロスの部屋↓


ところがこれは、ホルムアルデヒドがゼロという意味ではなく、
ホルムアルデヒドは使っているけど放散量が少ないという意味を表します。
また、それ以外の規制されていない化学物質の濃度は、わかりません。
敏感な子どもたちが毎日触るものだから、壁には、やはり無垢の木材を使いたいものです。


そんなときのファーストチョイスが、アガチスの羽目板。
尺の長い無垢の木材を使っていますので、継ぎ目がなく、見た目にも美しく仕上がりますし、
フシがないので、部屋の空間に幅広くマッチします。


特に洋風の部屋との相性がよく、茶色のシンプルな配色が空間を邪魔しません。
もともとビニールクロスが貼ってあった場所に「腰板」として使うことで、
白色を活かしつつも、スタイリッシュな印象を与えることもできます。
おしゃれな空間を野暮ったくせずに、よりスマートに見せてくれるんです。




家を新築する際には、水周りや内装など、いろいろな場所に気を遣うものですが、
子どもの健康のことを考えたとき、無垢の木材の魅力には抗いがたいものがあります。
「ほんとうは木材を使いたいけれど、予算にも限界がある」と、
しぶしぶビニールのクロスを貼ってしまう施主さんが多いことと思います。


「出来ることなら木材をふんだんに使いたい」
それが、施主さんの偽らざる本音、ではないでしょうか。




新築だけではなく、子ども部屋の簡単なリフォームだけでも問題ありません。
居住性やデザイン性を維持したまま、木材のいい部分を「つけたし」できるのがアガチスの魅力。
子どもたちの写真を見て、「いいなあ」と思った方、
ぜひぜひ、私たち滝口木材に、お気軽にご相談ください。


元気いっぱいに撮影に協力してくれた小川学童クラブのおともだちのみんな、
ほんとうにありがとうございました。


K松