アガチス最前線レポ

K平です。

アガチスの入荷が非常に悪く関係者ならびに多くのアガチスファンの皆様には
多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますこと改めてお詫び申し上げます。




前回のブログにも書きましたが、原材料(丸太)の手当てが例年以上に厳しくなっている中、今弊社に求められているのは他でもなく「アガチスの安定供給」であり、そういった意味では今まで以上に現地における仕事、つまり「いかに安定的に丸太を手当てするか」をより優先した行動をしていく必要があると強く感じています。




このような状況下、国内組みは悶々とする毎日ですが、現場では一刻も早く供給体制を整えるべく日々原材料集めに奔走しております。今日は弊社取扱いアガチスのメイン産地でありますハルマヘラ島の最前線の様子が写真で送られてきましたのでぜひご覧になってください(写真は7月入荷の丸太です)。現場では天候や機材の問題に悩まされながらも、過酷な環境の中でこのアガチスプロジェクトのために汗を流してくれている多くの仲間がいます。彼らの苦労を無駄にしないためにも、現地と国内のパイプ役としての役割をしっかりと果たしていきたいと思います。



      

(丸太伐採後の集材現場〜トレーラーにて中間土場へ搬送(舗装がなされていないぬかるんだ道のため雨が降ると搬出ができない)〜中間土場で丸太の検品〜船着き場まで搬送後筏(いかだ)を組み、その後ボートで筏を船の近くまで運びクレーンを用いて船に積み込む)



いくら私たちが「安定供給」を声高に唱えたところで、ここまで入荷が悪いと疑心暗鬼になってしまうと思います。。。このプロジェクトで長期的な展望を描くことが本当に出来るのか、今本当の意味で問われていると感じます。年内には必ずや「聖地・ハルマヘラ」を訪れ、アガチスの将来性を自分自身の目で確かめてきたいと思います。日本でアガチスを必要とする人たちがいる限り、滝口木材はアガチスを追い続けます!(私も7月25日頃から1か月間、現場で汗をかいてくる予定です・・・)


■K平■