アガチス通信vol.51 タワウレポート4


お世話になっております。タワウのK松です。

ようやく、東京・名古屋向け第1便が船積みされました!!!! およそ60 M3ということで、日本の品薄状態を見ますと量的にはまだまだ「焼け石に水」的なところはありますが、はじめての工場で、しかもトラブル続きの中での船積みですので、将来に繋がる第一歩になるのではないかと、少々感慨深い気持ちで、トラックの出発を見守りました。

今回の全量で900 M3の丸太を製材したわけですが、10日の博多便の船積みで前半が終了。今月末の船積み後半戦に向けて、34mmから順次リッピング、クロスカットと進んでおります。後半戦にはスティックなどもふんだんに積み込める予定です。


前半戦は日程の関係からKDをいたしましたが、後半戦は日程にも若干の余裕がありますので、ADのみでの出荷となります。ここ数日はからりとした天気が続いておりまして、現在は、順次山おろしをし、桟木を挟み込み、室内でのADへと少しずつ転換をしています。

先月の半ばに製材を終えた材ですので、ゆっくりと少しずつ(ぜいたくに)水気を抜くことができました。赤シブなども水と一緒に落ちますので、「美肌の」アガチスをお届けできるのではないかと、スタッフも期待を寄せています。



まずはともあれ、第1便が出発したことで、現地スタッフも胸を撫で下ろしているところです。とはいえ、今月末には後半戦の船積みも控えておりますので、生産の安定化をはかるとともに、初回に出た反省点をすべて洗い出し、後半戦に向けてさらにアクセルを踏み込んで生産体制を構築していく予定です。

今後とも、引き続きよろしくお願いいたします。